外国人を雇用すべきか?どうすれば長期雇用できるか?
この数十年日本人口の減少傾向は止まらないため、特に力が必要な現場において募集をかけても仕事できる若い日本人を採用できない状況に陥ってしまっている。
今、20年前のように現場で苦労して成長したい10代、20代の若者の割合が激減してしまっているからである。
その結果、日本全国かつほぼ全ての業種において、外国人労働者が必要とされている。
一方、文化の違いにより、言語の壁により、外国人の生産性は日本人より低いのは一般的である。
又、物価の違いなどで外国人の賃金が安くても働いてくれると思われることが多い。
しかしながら、今回までの分析では、低賃金で雇用している外国人は実質コストが高いことはご理解頂いたと思う。
長期雇用できなければ、単純に短期的な「穴埋め」となり、会社が必要とする将来の人財を育つことは困難である。
この先10年で、外国人社員を中堅社員に育てる会社は確実に勝組となるでしょう!
日本人社員であろう、外国人社員であろう、自社で成長できるか安心できるか幸せになれるかを感じなければ仕事を数年でやめてしまう。
せっかくある程度育ったのに、転職したり帰国したりしたら損失額は短期雇用より大きくなり、多くの会社がやる前に諦めて、「穴埋め」戦略をとっている。
外国人社員に永く努めたい会社になるにはもちろん日本人社員より多くの工夫・知恵が必要とされるのは間違いないが、
日本の発展のためには、会社の成長のためには、その道を避けてはならない!
また、外国人社員も成長できる会社では日本人社員と切磋琢磨し、お互いがより早く成長できるようになる!会社にはより貢献できる!という相乗効果が起きる。
さて、外国人社員が何を会社に求めるか?次回までお待ちください。